微妙な距離感

こんばんは。ももちゃんです。

 

先日、久しぶりに1つ年下のいとこ(男)に会いました。

 

どうやら私が会社を辞めてライターになったことを誰かに聞いたらしく

 

「夢追い人になったって本当ですか?」

 

と聞かれたんです。

 

夢追い人とか随分渋い表現使うな……って面食らったんですけど、それよりもショックだったのが、

 

「夢追い人になったって本当ですか?

 

え、敬語じゃん。

それから私がライターになった経緯なんかを話したんですけど、

 

「どういうの書いてるんですか?

「スクールとか通ったんですか?

 

……

ずっと敬語つかうじゃん……。

次こそ、次こそ、タメ語くるか?!ってガチャ回してる気分になりながら会話してたんですが、1回もタメ語出ず。ア●ドリッシュセ●ンにハマっていた時から私はつくづくガチャ運が悪い。

 

 

「タメ語でいいよ!」って私が言えば良かったのでしょう。目当てのカードが出ないから課金してたみたいにこちらからアクションすれば良かったんでしょう。

 

でも、私も私でタメ語許可を出すにはちょっとこそばゆい感じがあるんです。

 

歳が近いので、小さい頃はよく一緒に遊んでいました。

男の子なのに私と一緒に喜んでおままごとやってくれたり、ポケモンやってたけど全くジムリーダー倒せない私に代わっていとも簡単に四天王手前まで進めてくれたり。優しい子でした。今も優しいですよ。

 

歳が近いということは思春期も同時期に迎えます。当たり前ですが。

しかも中学校が一緒だったんです。

学校内で顔を合わせる度に軽く挨拶はしてたけど、何というか、兄弟でもないし友達とも言えないし。そんな微妙な距離感が当時からくすぐったかったんです。思春期拗らせマン。

 

高校と大学は全く別の道を辿り、親戚で集まる機会があってもどっちかがいなかったり、連絡先もなぜか知らないので、言葉を交わす頻度はどんどん減ってしまいました。

 

中学の時の微妙な距離がまたさらに微妙になってしまい、今に至るわけです。

 

そう考えると敬語になるのもわかるし、私も「Youタメ語つかっちゃいなよ」とか軽々しく言えないんです。

 

でもやっぱり寂しかったなーって思うのは、小さい頃楽しく遊んだ記憶が強いから何だろうなと思います。

 

お互いアラサーだし、また機会があれば大人同士の会話をしたいと思います。

いつか改めてポケモンのお礼も言わなきゃね。20年越し。