思い出の味
こんばんは。ももちゃんです。
今日はお題スロットさんの力にあやかります。
思い出の味は、おばあちゃんが作ってくれた唐揚げです。
自分はお肉が苦手で本当は触ることもできないのに、私を始め家族が喜んで食べるからビニール袋を手にはめて鶏肉揉んで作ってくれました。
いつもカリカリで美味しくて、作り方を聞いたら「2度揚げてる」とのこと。
真似して作ってみましたがどうにも上手くいかず…。
熟練の技なんでしょうかね。
唐揚げが食卓に上がると嬉しくて、でもなくなっちゃうのが勿体無くてちょっとずつ食べてたなぁ。
たまに多めに作ってくれた時はラップをかけて冷蔵庫行きになるんですけど、翌日になってもまだ美味しかった。
自分は一切口にしないのにどうしてあんなに美味しくできたんだろうなぁと今でも不思議です。
それからもう一つ思い出の味があります。
トマトチャーハン。
私、昔トマトが全然食べられなかったんです。
それを見かねたおばあちゃんが、なるべくトマトの味がわからないようにチャーハンに混ぜてくれて。
トマトのブチュッと感が苦手だったので、炒めてその食感がなくなった状態のチャーハンは食べられたんですよね。
懐かしいなぁ。
おばあちゃん、毎日献立考えるのも作るのも大変だっただろうな。
料理の味付けより、そんなおばあちゃんの手間隙とか気持ちが「思い出の味」の素なんだろうな。
ありがとう。
ありがとうね、ばあちゃん。