SEX AND THE CITY

こんばんは。ももちゃんです。

 

映画をほとんど観ないももちゃんが、繰り返し繰り返し観るほど好きな作品が

SEX AND THE CITYです。

 

世間から数歩いや数十歩遅れがちなもので、初めて観たのは昨年です。

私の価値観を変えた小原綾子さんがの著書の中でSATCの話をしていて興味を持ったのがきっかけです。

 

ド○モの店員だった私のスマホにはばっちりdTVがインストールされていまして

映画版しか取り扱いがなかったのでとりあえず1作目をダウンロード。

 

正直、最初は「リア充のキラキラした映画なんだろうな……ていうかタイトルからしてちょっとオトナなあれなんじゃないか……」とか陰キャ思考に支配されてたんですが

 

もうね、気がついたらのめり込んでました。

 

確かにリア充のキラキラした映画だしちょっとオトナなあれもあるんですけど、それらを凌駕するのは、女性たちのゴリゴリの自己肯定感。

 

「私たちはこれで楽しんでるんだけど、何か文句ある?」というメッセージが嫌味っぽくなく伝わってくるんですよね。

キャリー、サマンサ、ミランダ、シャーロット、それぞれ自分自身に自信があって自分のことが大好き。

でも、他人と比べて自分の価値を決めているというよりは「自分が気持ちいいかどうか」が基準になっている。

だから、自分の意見もズバズバ言うし喧嘩もするけど、ちゃんとお互いを尊重しあってる。

そんな彼女たちの魅力にハマってしまいました。

 

特に大好きなシーンは、映画版1作目でサマンサが恋人に別れを告げるシーン。

それまで自由奔放に過ごしてきたサマンサでしたが、恋人ができてからはどうにも振り回されるようになってしまいます。

恋人のことは大好きだけれど、そんな生活を幸せと感じることができなくなり、

 

「I love you,but I love me more.」

 

と告げて別れます。

あなたよりも、他の誰よりも、私は私と長く一緒にいる、だから私は私を一番愛している。

ここまで自分自身に深く愛情を注げることって素晴らしいと思います。

私はずーっと自己否定の塊のような人間だったので、このシーンは本当に驚愕だったし強い憧れを抱きました。

 

このシーンは、私の大好きな小原綾子さんも著書の中で絶賛しています。

(綾子さんのことはまた今度ブログに書こうと思っています)

 

ちなみに、サマンサが別れを告げるシーンの直前、いつものメンバーで食事をしている時に恋人へのストレスで太ったことを嘆くサマンサに対し

「太っていても素敵よ。でも、幸せに見えないわ」

と言うキャリーのセリフも大好きです。

「幸せに見えないこと」を心配するその言葉は、サマンサの人間性をよく知っているからこそ発せられるものだと思うし、見た目よりもそのマインドが大事ってことが伝わってきます。素敵。

 

他にも好きなシーンとかセリフはたくさんあるんですが、如何せんこういうレビュー的な記事がものすっっっっっっっごく苦手で。

頑張ってチャレンジしたもののなんだかしっくりきません。いつか修正する。

キャリーみたいに胸を張って「I'm a writer」って言える日がきますように。