平成35年はやってこない

こんにちは。ももちゃんです。

 

今日は運転免許証の更新に行って来ました。

教習所卒業以来1回も運転していないので、身分証明書の役割しか果たしていないんですけど。

 

講習始まるのを待ってる間、ふと思ったんです。

「あれ、次の更新5年後だけど何て記載されるんだろう」って。

5年後はもう平成じゃない、とはいえ新しい元号は発表されていない。

西暦での表記になるのかなーなんてぼんやり考えていたんですけど、

ばっちり印字されてました。

 

平成35年

 

絶対にやってこないですから、何だかレアカード手に入れたような優越感。

だけど父親に話したら「俺も平成35年だけど」って言われたときの敗北感。

ていうか来年以降期限の人皆レアカード持ってますね。

 

そこで改めて平成が終わる寂寥を感じました。

 

私が生まれたのは平成2年。

バブル崩壊の音がかすかに聞こえ始めた時。そしてすぐ不況の波が押し寄せてきました。

物心ついた時から周りの大人たちは「景気が悪い」が口癖だったので、景気って悪いもんだと思ってました。むしろ景気が良いって何ぞや……って感じでしたね。

何だか物凄く不遇な時代に生まれたと思われそうですが、楽しいこともたくさんありました。

 

セーラームーンという強い美少女が戦う神アニメを観て道徳を学び、

ポケットモンスターやたまごっちという小さな生き物たちに心を踊らせ、

伊東家の食卓で裏ワザを覚えて学校へ行こうで爆笑して、

友達とキラッキラッのプリクラ撮って、ケータイでギャル文字使ったりなんかして。

 

平成の流行にはたくさんの思い出があります。

 

20世紀から21世紀へ変わったのも平成ですね。

いや、生きてるといろんな奇跡に立ち合うもんですね、生きてるって素晴らしい。

 

だけどね、平成35年はやってこないんです。

世の中はTOKYO2020って盛り上がってますが、やっぱり自分が生まれた時代が終わるってちょっと悲しい。

そんなことを感じてるのは私だけでしょうか。

 

運転免許証、やっぱり西暦にしてほしかったな。

平成しがみついてしまいそうだし、

何より

更新忘れるぞコレ。